†美楽空竜[ﾐﾗｸﾙ]ブログ† 一日百笑 (^O^)

（そうとう中略）

舞台は
クリスマスを明日に控えたアパートの１室。


まずしいデラは
夫のジムにプレゼントを買ってあげたいが
お金はたったの１ドル８７セントしかなく
しくしくとすすり泣いていました・・・


涙を拭いて鏡の前に立つと
長い髪の毛をほどいてみた。

デラの髪の毛は、たいそう美しく
夫のジムもお気に入り。

しかし、デラは髪の毛を売る事に決めました。









自慢の髪の毛を切って、２０ドルを手に入れたデラ。

ジムが大切にしている金時計に似合う
「くさり」をプレゼントとして買う事にしました。


やがて、アパートに帰ってきたジムは
ショートカットになったデラを見て立ちすくむ・・・









そこでジムから一言
『髪を切っても君への愛は変わらないよ。
　だけどこのプレゼントを開けてごらん』


なんと、ジムからのプレゼントは
宝石をちりばめた「くし」のセットだったのです。


『髪はまたすぐに伸びるわ』と
ジムへのプレゼントの〈くさり〉を差し出すと・・・





ジムは、そまつなソファーに実を投げ出し
やさしく微笑みながら言いました。

『あぁ愛しいデラ！僕は時計を売って
　君にあげる「くし」を手に入れたんだ。
　僕たちのクリスマス・プレゼントは片づけて
　しばらくしまっておこう。

　さあ、食事にしようか・・・』

以上。





最後がちょっとあっけないかな。とも
思いましたが、いかがでしょうか？

５歳の子供にちゃんと伝わるのかは
わかりませんが、良いお話だと僕は思います。



【おうちの方へ】では
お互いを想い合う気持ちこそ、
どんな贈り物よりもすばらしいという
メッセージが込められていると言われています。
とのこと。




耳が痛いニュースばかりが飛び交う世の中。

たまには、こういう童話を読むのもイイもんですね♪


少しでもホッこりして頂ければ幸いです　^^